単位をくれる大学の授業の特徴
この前、大学生の単位について解説しました。
では、単位をくれやすい授業や教授にはどんな特徴があるのかを私の経験を元に紹介していきます。
①教授が定年間近
実は私が大学生の頃のある教授がこのパターンでした。
私がその教授の授業を受けるためにオリエンテーションに行きました。オリエンテーションとは、最初の授業のことでその際に簡単な講義の説明とどのように成績を決めるのか(出席調査があるのか、テストの点数だけで合否を決めるのか)ということを教授が教えます。
その授業で教授がこう言っていました。
「私も長くこの大学で教えてきました。色々悩んでいるのですが、毎年毎年テスト期間が終わってから学生がくるんですね、教授室に。なんで私が不合格だったんですか、落第なんですかって来るんですが、これ結構大変なんですよ。私ももう定年ですから、今年はみなさん来ないで下さいね。特に4年生は単位上げます、卒業させますから来ないでね。」(多少脚色しています)
こういった教授は例外かもしれませんが、私の学生時代に実際にいました。もちろんテストもしっかり受け、単位も貰えました。
全ての教授や講師の方がこうだとは思いませんが、中にはそういった教授もいるかもしれませんから探しみると良いです。
②授業が満員になる
授業が満員になる教授の授業は学生の評判が良い授業です。こういった授業は「講義の内容が面白い」また「単位が取りやすい」「必修科目」といった可能生があります。
単位が取りやすい授業は学生から人気があります。大学生は4年間で取得する単位が120を超えますから、年間で落とせる単位数が決まっています。
できるだけ単位を取るようになりますから、選択する授業も単位を取りやすいものになります。
その単位を取りやすい授業を見極める上で大事なことが、授業の教室内にいる学生数です。
最初の授業ではそういった点にも注力して、観察してみて下さい。周りの学生の人数などはチェックしてみてください。
③就活中の4年生であること
今はどうかわかりませんが、私が大学生の頃は「リーマンショックで大不況」「3.11東日本大震災」で不況でした。
就活は当時、MARCHレベルの学生でも苦戦して、早慶の学生でも運が悪いと溢れてしまう就活状況でした。
4年生の学生の中には就活浪人するような人もいました。今とは大違いです。
当時は就活が始まるのも早かったのですが、こういった状況があり、大学も配慮していたようです。
私の大学では4年生の大学生にはできるだけ単位を与えるようにしていたという噂があります。
これは私自身が1つだけ落としてしまったと確信した授業(テストで失敗した)で単位がもらえたこと、周りの学生の話で「就活浪人を決めた学生が名前を書いてテストを出したところ、単位を貰えた」という話を聞いたからです。
今のように就活状況が売り手市場ではないためですが、今でももしかしたら4年生に対して単位をくれる教授はいるかもしれません。
こういった情報も隅に置いておくといつか役立つことがあります。
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